
新しく入れ替えられた16列のマルチスライス型CTにより、頭部や胸腹部を短時間に細部まで調べられるようになりました。 |
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高度な検査機器を有する同クリニックですが、水島先生は機器だけに頼らず、診断を下さす際には患者さんの話にしっかり耳を傾けることを重んじています。しかし、高い評判が地域で広まり、同クリニックの1日の患者数は延べ200〜300名に達し、診療のキャパシティーは限界に近付いていました。「今、聞き取りを手伝ってくれているのは看護師です。患者さんからの話の引き出しが実にうまいので、強力な戦力になっています」。看護師は、めまい、頭痛など症状に応じて必要な情報を収集する他、咳が止まらない方にはピークフロー検査まで担い、できるだけ不明点がない状態で先生が診察に臨めるようにします。「こうすることで患者さんの待ち時間を減らしつつ、私は医師にしかできない質問や診断、治療に専念できるのです」。 |